“宿主百姓” owner の こと。
宮下広将 ミヤシタヒロユキ
通称ヒロさん
1981年 横浜市出身
2016年 長野県移住
2017年 おみやどスタート
2019年 結婚、現在妻と一緒におみやど2階に住んでいます。
父親の出身が上田市にあり幼少期から幾度となく長野県には訪れていた。本人すらいつからか記憶にないけど、定年したらいつかは長野で田舎暮らしがしたい…なんて考えていた。
そんな思いを加速させたのが、2011年3月11日東日本大震災。
震災時、大きな被害には合わずに川崎の職場から横浜まで歩いて帰った。地震翌日から、流通が止まり物が無くなり、灯りが消え道が街が暗くなった。そして国が嘘つきまくった。余震が続き不安が募る、もはや何を信じればいいのか分からなくなった。
被災地への支援も出来ず動けず、無力さを痛感。そんな出来事から約5年間、心の淵と底にべったりとまとわり付いた「自分に何ができる?何がしたい?」を模索。
そんな折、2015年秋頃「半農半X(エックス)」と「WWOOF」のキーワードを知る。
半分農家で半分【X=やりたい事】を組み合わせたライフスタイルの提言。農は食であり、口に入れるものぐらいは自分の手で作れるようになりたい。作物がどうやって出来るのか知りたい。半X?やりたい事とは?. . . 宿 ! ! . . . が瞬時に出てきた。この2つのキーワードを教えてくれたのが安曇野地球宿の増田望三郎さん。今でもこれからもその姿勢学びたい大先輩。
2016年春、写真関係の仕事を辞めてすぐ巡礼の道(フランス人の道)約800kmを1ヶ月を歩く。今思えばこの期間に毎日違うドミトリーに泊まっていた経験も活きている。
帰国後すぐに安曇野地球宿に”WWOOF”を使って2週間滞在。ここで農作業とゲストハウス宿業を体験。翌月の7月から小諸エコビレッジにて”WWOOF”を使って1ヶ月滞在。この小諸エコビレッジで出会ったアバンティ社長の渡邊千恵子さん始め、活動を通して多くの方々の出会いに刺激を受けて2016年8月に小諸へ完全移住。
小諸で借りたアパートの大家さんに現在の東御市海善寺の古民家を紹介いただき、2017年2月に引越。同年5月「農園ゲストハウス おみやど」として農業体験のお客様の受け入れ開始。
2018年7月、民泊新法に則り、宿業本格的にスタート。
現在に至る。